啓蟄
啓蟄
啓蟄(けいちつ)は3/6~3/20の期間で冬ごもりをしていた虫が外に這い出てくる時季のことです。
菰はずし(こもはずし)
菰はずしとは啓蟄に行う行事の一つで、啓蟄や啓蟄の近日に行います。“菰”(こも)というのは藁を編んだシート状のもので、冬の間マツの樹に巻き付けてある
腹巻タイプや樹全体を覆うタイプがあります。樹の為の防寒対策だと思い込んでいたのですが、防寒対策ではないものもあって、腹巻タイプのものはマツカレハ
という害虫からマツの樹を守るものでした。マツカレハという虫が越冬するのに菰に入る→菰を早春に外して焼却→害虫駆除 ということなのですが、兵庫県姫路
工業大の調査によると菰の中に居たのは害虫を捕食するクモ類が最も多く次いでヤニサシガメ・ゴキブリと続きほとんどが益虫であったようです。
結果あまり効果がないとされています。樹全体を覆っているタイプは寒さに弱い樹の防寒対策の様です。
2月はまだ最高気温10℃を切る日も多々あり“寒い”という印象だったように思いますが、2月後半よりジワジワと温度が上がり最高気温10℃を超える日が続いて
いますね。凄く暖かく感じます!毎年近所の公園でピクニックをしておりますので桜の開花が待ち遠しく思います。