札幌の大爆発事故 原因は室内でスプレー缶のガス抜き
札幌の大爆発事故 原因は室内でスプレー缶のガス抜き
北海道札幌で建物の一部が爆発と火災で木っ端微塵状態になりました。これからの時期、乾燥や火の不始末で火災が増える時季ですが、今回の事故の原因はその両方でなく、爆発元の不動産屋が室内で百本以上のガス缶のガス抜きをしてその後、湯沸かし器を使用し引火、爆発・火災となりました。
そのニュースを見て驚いたのが、室内でガス抜きをする人がいることです。
整髪料や消臭スプレーには強い香りがあるのもあって、外でガス抜きをするのが当たり前になっておりました。台所でガスのにおいがしたら、速やかに窓を開け空気の入れ替えをする。という事もガス会社のホームページに載っているのを、見たことがある自分としては少し信じがたい過失です。冒頭に書いた木っ端微塵が大袈裟に思われるかもしれませんが、事故現場付近のガソリンスタンドの窓ガラスが驚くほど揺れ、地震のような揺れがドーン!ときて一瞬停電になった映像を見ました。
それほどの爆発事故にも関わらず、死者が居ないことは大変な軌跡です。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
これから2月にかけて乾燥する時期です。名古屋市が出しているデータによると、平成25年783件・平成26年661件・平成27年558件・平成28年567件の火災が起きています。先にあげた4年で火災の原因の1位は、放火(疑いも含む)です。2位がたばこが原因の火災です。
物置やガレージ・ゴミ置き場など、暗くなってから人目に付きづらい場所にある新聞・雑誌・段ボールを収集日よりだいぶ早く外に出していませんか?
放火をされない環境づくりも大切だと思います。