湿度が高すぎても低すぎても良くないです

湿度が高すぎても低すぎても良くないです

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今週は天気が悪い日が多いですね。今日も雨が降ったり止んだり折りたたみ傘が手放せない感じです。

雨が降っても涼しくなるわけでもなく、ムシムシしているので外に出ると不快指数が高いのではないでしょうか?

自宅では、先日掃除してもらったばかりのエアコンを除湿に切り替えて、少しマシな気がします。

さて、名古屋の夏は湿度が高く過ごしにくい環境ですが、湿度が高かったり低かったりすると厄介なことが多いです。

 

ウイルス

ウイルス対策は、手洗いうがいなどが基本ですが、適度な湿度があるとよいです。

空気が乾燥すると気道の働きが悪くなって、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。

インフルエンザウイルスは、湿度50%以上になるとウイルスの生存率が下がる為、湿度50%~60%に保つことが良いとされています。

 

 

カビ

カビが生えると、賞味期限内の食べ物でも食べられなくなりますし、お風呂やエアコンに生えると見た目も好ましくありません。

エアコンについたカビは、エアコンを起動した際部屋に舞って、喘息を引きおこす原因になります。

カビが生えやすい湿度は、65%~75%で、75%を超えるとカビが生える速さが早くなります。

 

 

ダニ

ダニは湿度が高いと増えて、綺麗に掃除をされているお宅でも必ず存在します。

寝ている間に噛まれて起きたら痒くなっている事ありますよね。

ペットにくっつくと、ペットが痒がって掻きむしってしまったり、ダニを介して病気になることもあります。

温度が20℃~30℃で湿度が60%以上だと発生しやすいです。

ほこりやカビを好むダニもいるので、室内はできるだけマメに掃除をして、エアコンなどを利用して除湿・室温を下げましょう。

 

 

熱中症

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなります。

体を冷やす方法として、汗をかいてその汗が蒸発する際の気化熱によって体温を下げる働きがあります。

汗が蒸発しないということは、体温が下がらないので熱中症にかかりやすくなります。

 

以前住んでいた家の風呂場が、湿気がこもりやすく、天井にカビが生えて落とすのに大変な思いをしたことがあります。

そのおかげか、引っ越しをする際大家さんに綺麗に使用していましたねって褒められました。

名古屋市の2019年6月~9月の平均気温は20℃越え、湿度は70%超えです。カビもダニも発生しやすいです。

お部屋の湿度を50%~60%の間に保ち、色んな害が発生する原因をシャットアウトしましょう。